「美容メシ」〜スイカ🍉 編〜
\美容メシとは?/
「食べること=キレイになること」だったら、毎日のごはんがもっと楽しくなると思いませんか?
【美容メシ】は、美しくなりたい、健康的にキレイを育てたいあなたに向けた“食のヒント”をお届けするコーナーです。
きっかけは、化粧品メーカー時代にお世話になった講師の先生と、「肌をつくるのは、食べ物だよね」という話で盛り上がり、先生が美容部員向けに行っていた講義資料をいただきました。
私も同じ想いを持っていたからこそ、その内容に共感し、私なりの視点も加えてお届けしたいと思ったのです。
「おいしい」と「キレイ」がつながる毎日を。
スーパーで食材を手に取るとき、「これっておいしいし、さらにカラダが喜ぶんだよね」と、思い出してもらえるような、美容と食の小さなヒントを発信していきます。
おいしく食べながら、内側からキレイに。そんな美容習慣、今日からはじめてみませんか?
夏になると、つい冷たい飲み物やスイーツに手が伸びがち。
でも、せっかくなら “おいしくて肌もうれしい” ものを選びたくありませんか?
ここで立ち止まって、夏のスイーツ、ちょっと見直してみましょう。
スイカは砂漠生まれの “潤いフルーツ”! 夏の味方になる理由とは?

「スイカって、じつは砂漠で生まれた食べ物」と、ご存知でしたか?
スイカの原種は、アフリカ・カラハリ砂漠のような過酷な乾燥地帯に自生していたといわれています。
雨がほとんど降らない土地で、じりじりと照りつける太陽のもとでも育つ生命力。
その中でスイカは、自らを守るためにたっぷりの水分と抗酸化成分を蓄えるようになったのです。
なんとスイカの約90%は水分。カラカラの大地の中で“天然の水がめ”として人々にも重宝されてきました。
砂漠を旅する人々が水分補給に食べていたーそんな歴史もあるんですよ。
この過酷な環境で育った背景こそ、スイカが「夏の肌を守る力」を持っている理由。
太陽と乾燥に負けないチカラをぎゅっと秘めた、まさに“美容の知恵を宿すフルーツ”なのです。

育てるスイカ編 −肌のうるおい・透明感のために−

スイカに含まれる栄養素には、肌を内側からサポートしてくれる力がたっぷり。
「どんな働きがあって、どう肌にいいの?」がイメージできるように、3つのポイントに分けてご紹介します。
1. うるおす:ビタミンA・B群・C・葉酸
スイカには、肌の乾燥を防ぎ、細胞の働きを助ける“うるおいビタミン”がバランスよく含まれています。
これらのビタミンがそろうことで、エアコンや紫外線でカサついた夏の肌も、内側からしっとりとうるおった状態へと整えてくれるのです。
2. 整える:βカロテン
スイカの赤い色のもとでもあるβカロテンには、肌の“守る力”を整える働きがあります。
紫外線でダメージを受けやすい細胞膜をガードしながら、うるおいをキープ。
唇や頬のカサつき・皮むけが気になる時にも頼れる存在です。
さらに、体内でビタミンAに変わって働くため、外側からだけでは届きにくい部分にもじんわりアプローチしてくれます。
3. 澄ませる:グルタチオン&システイン
スイカに含まれる2つの成分、グルタチオンとシステインは、透明感のある肌を目指すための“澄ませ成分”。
カタカナで難しそうに感じるかもしれませんが、実は美容ケアではよく使われている身近な栄養素なんです。
どちらも、日焼けや疲れでくすみがちな夏の肌にじんわり働きかけ、肌印象をワントーン明るく導いてくれるサポーターです。

甘くてジューシー、なのに頼れるスイカを取り入れよう
スイカは甘くてジューシーで、おやつやデザートにもぴったり。
それでいて、美容成分もたっぷりだから、まさに「食べる美容」の代表選手です。
次のおやつには、ぜひスイカを。おいしく食べて、肌もごきげんに保ちましょう。
めぐりから整えるスイカ編 −肌と体にうれしいシトルリン−

スイカには、「奇跡の美容成分」とも呼ばれるシトルリンがたっぷり含まれています。
シトルリンとは、1930年に日本の研究者によってスイカから発見されたアミノ酸。
その名前はスイカの学名 Citrullus vulgaris(シトルルス・ブルガリス)に由来しています。
ちなみに、「カフェイン(Caffeine)」などと同じように、「-ine」という物質名の接尾辞が使われて名づけられたんですよ。
🧪 シトルリンの名前の由来
1930年、日本で発見されたアミノ酸:スイカから見つかった成分です🍉
名前のもと:スイカの学名 「Citrullus vulgaris(シトルルス・ブルガリス)」
「Citrullus」+「-ine(イン)」= Citrulline(シトルリン)
「-ine」は、“成分名”によく使われる言葉
例:Caffeine(カフェ)+ -ine → Caffeine(カフェイン)
そんなちょっと小難しい名前のシトルリンですが、実はとっても頼れる美容&健康成分。
スイカの原種が育ったカラハリ砂漠では、過酷な日差しと乾燥から自分の身を守るため、野生スイカがたくさんのシトルリンを蓄えていたといわれています。
この成分が、活性酸素による細胞のダメージを防ぐ手助けをしてくれていたんです。
では、私たちにとってはどんなうれしい働きがあるのでしょうか?
シトルリンがうれしい4つの理由
- 肌のうるおいを保つ
保湿因子(NMF)の材料となり、肌の水分キープに関与。乾燥知らずのやわらか肌に。 - ハリのある肌をサポート
コラーゲンを分解する酵素の働きを抑えて、ぷるんと弾むようなハリをキープします。 - 血流を促して、むくみ・冷え対策に
血管を広げる作用があり、手足の冷えや顔のむくみが気になるときにも◎。 - 抗酸化作用でエイジングケア
体内の酸化ストレスにアプローチし、年齢サインが気になる肌をやさしく守ります。

しかも、うれしいのは“手軽さ”。 シトルリンは、スイカを2〜3切れ食べれば1日に必要とされる量が摂れると言われています。 たとえば…
- メロンなら約1.3個分
- きゅうりなら約56本分
という驚きの効率の良さ!
さらに、シトルリンはスイカの皮ぎりぎりの白い部分に特に多く含まれているので、ぜひギリギリまでしっかり食べてくださいね。
砂漠の知恵が詰まったスイカ。夏の美容と健康に、ぜひ味方につけてみませんか?
スイカは甘くてジューシーで、おやつやデザートにもぴったり。
それでいて、美容成分もたっぷりだから、まさに「食べる美容」の代表選手です。
次のおやつには、ぜひスイカを。おいしく食べて、肌もごきげんに保ちましょう。
整えるスイカ編 −体の代謝とリズムをサポート−

暑さで体力を消耗しやすい夏は、「なんとなく体が重い」「朝の目覚めが悪い」「気分がすっきりしない」など、小さな不調を感じやすい季節です。
そんなときに見直したいのが、日々の食べもの。なかでも、甘くてジューシーなスイカには、体を内側から整える栄養が詰まっているんです。
注目したいのが、スイカに含まれる「イノシトール」。
あまり聞きなれないかもしれませんが、実はスタイルやリズムを整えるうえで欠かせない成分です。
「なんとなく不調」を感じやすい夏に、食べもので整えましょう。
イノシトールの主な働きとは?
スイカは、軽やかな体づくりにもおすすめ
さらにスイカは100gあたり約40kcalと、とてもヘルシー。たっぷりの水分とビタミン、ミネラルを含みながら、甘くて満足感もあるので「罪悪感なく楽しめるおやつ」としても優秀です。
ただし、水分が多いため食べすぎると体を冷やしやすくなることも。目安は1日200g(小玉スイカなら1/8切れほど)を意識して、からだの声を聞きながら取り入れましょう。
美容メシまとめ ― スイカ編 ―

「スイカ=夏のおやつ」というイメージが強いかもしれません。
でも実は、スイカは肌・巡り・体のリズムを整える栄養がぎゅっと詰まった、頼れる“美容メシ”のひとつです。
そんな“食べながら整える力”を持つスイカは、美容や体調を支える日々の食事に、自然に取り入れられる存在です。
美容メシは、「おいしくて、カラダがよろこぶ」食の習慣
食べることは、肌をつくること。
スキンケアと同じくらい、「毎日のごはん」がカラダにとっての美容習慣になる。
そんな想いから始めた【美容メシ】シリーズ。
「おいしい」と「キレイ」がつながる日常を、食の目線から届けたいと思ったのです。
スイカのように、おいしさの中に小さなチカラがつまった食材たちを、これからも丁寧にご紹介していきます。
次に食材を手に取るとき、「これって、おいしいしカラダがよろこぶんだよね」と思い出してもらえたらうれしいです。
それが、美容メシを届けるいちばんの願いです。
スイカを味方に、「食べながら整える」習慣をはじめてみませんか?



