
店頭やオンラインストアにならぶ日焼け止め、本当にたくさん種類がありますよね。
その中でも「ラ ロッシュ ポゼ」は、SNSや口コミでもよく見かけるし、“なんだか良さそう…”と気になっている方も多いのではないでしょうか。
でも、いざ買おうと思って調べてみると、同じシリーズの中にいくつも種類があって、「どれを選べばいいの?」と迷ってしまうことも。
たとえば、こんなふうに感じたことはありませんか?
「種類がいろいろあって、違いがよくわからない…」
「香りやベタつきが気になる。使い心地が心配かも…」

わたしも、まさに最初はそんなふうに感じていました!
たくさん情報があるほど迷いますよね。
でも、実際にいくつか使ってみることで、
「ラロッシュポゼの日焼け止めの中でも、これがわたしには気持ちよく使える。」
そんなアイテムに出会えました。

この記事では、ラ ロッシュ ポゼの日焼け止めシリーズの中から、わたしが使ったことのあるアイテムの特徴や、肌質・好みに合わせた選び方をお届けします。
まだちょっと迷っている方にも、きっと自分に合う一本が見つかるように。
ぜひ最後までご覧くださいね。
ラロッシュポゼって、どんなブランド?
ラ ロッシュ ポゼは、「敏感な肌にも、やさしく寄り添うこと」を大切にしているスキンケアブランドです。
そのはじまりは、フランスの小さな村
─「ラ・ロッシュ・ポゼ村」。
この地に湧く温泉水には、肌の調子を整えるミネラル成分が含まれていて、昔から皮膚のケアに使われてきたのだそうです。
そんな自然の恵みをベースに、今では世界中の皮膚科医とともに開発される、信頼度の高いブランドに成長。
実際に、病院やクリニックでも紹介されていて、肌へのやさしさや安全性へのこだわりが、たくさんの人に支持されています。

ブランドが大切にしているのは、「肌のバリア機能を守る」という考え方。
わたしたちの肌は、紫外線・乾燥・大気中の刺激から身を守ってくれる“見えない盾”のような存在。
でも、その肌のバリアは季節の変わり目や体調のゆらぎで、すぐに揺らいでしまいます。
私自身も、ある春先の花粉症の時期に、肌が敏感になり「今の肌状態に合った、やさしくてしっかり守ってくれる日焼け止めってないかな?」と、あれこれ調べていたことがありました。
そのときに出会ったのが、ラ ロッシュ ポゼ。
“世界中の皮膚科医と開発されている”という言葉に、「今の私の肌には、いつものスキンケアよりも、もう少し心強い1本が必要かもしれない」と、興味をもちました。
使ってみると、敏感になっていた肌にもすっとなじんで、いつもなら感じるヒリつきも出ない。
「これなら大丈夫かも」と思ったことを覚えています。
その年の春は、肌の調子が崩れがちな時期も安心して過ごすことができました。

あのとき感じた“ほっとする使い心地”は、今もわたしの中にやさしく残っています。
ラ ロッシュ ポゼの魅力は、華やかな演出ではなく、肌に本当に必要なものを、まっすぐ届けてくれるところ。
だからこそ、長く愛され続けているのだと思います。
紫外線だけじゃない。スマホの光も、空気の刺激も。ラロッシュポゼが「今の肌」を守る理由
日焼け止めを選ぶときに、「SPF」や「PA」という表示をよく見かけますよね。
この数値は、どれだけ紫外線を防げるかを表す大切な目安です。
SPFは、肌が赤くなってヒリヒリするような日焼け(UVB)をどれくらい長く防げるか
PAは、肌の奥にじわじわ届くシワやシミの原因にもなる紫外線(UVA)をどれくらい防御力があるか
この数字が高いほど、紫外線から肌をしっかり守ってくれます。
しかしその反面、数値が高くなるほど、肌への負担も大きくなることがあると言われています。

とくに敏感肌の方にとっては、「ちゃんと守りたいけど、成分が強すぎて荒れたらどうしよう…」と、悩んでしまうこともあるのではないでしょうか。
そんな中で、ラ ロッシュ ポゼの魅力は、「高い紫外線カット力」と「やさしい使い心地」を、どちらも叶えてくれるところ。
その理由は、丁寧な処方にあります。
[肌への刺激をおさえる処方]
紫外線吸収剤をカプセル化して、肌に直接触れにくくする工夫
アルコールやパラベンなど、刺激になりやすい成分を不使用
皮膚科医による厳しいテストをクリアした低刺激設計
こうした細やかな配慮があるからこそ、SPF50+/PA++++という高い防御力を持ちながらも、敏感な肌にも安心して使えるのです。
そしてもうひとつ、ラ ロッシュ ポゼがすごいのは、紫外線だけではなく、
スマホやパソコンのブルーライト、空気中のPM2.5・ちり・ホコリといった、現代の肌ストレスからも守ってくれるところ。
こうした幅広い刺激から肌を守る仕組みのことを、「マルチプロテクション処方」と呼んでいます。
たとえば、一日中スマホやPCを使うデスクワーク、花粉や大気汚染が気になる季節の外出、そして、ホコリっぽい室内や、乾燥したオフィス環境。
そんな日常の中にひそむ刺激を、知らず知らずのうちに肌は受けています。

ラ ロッシュ ポゼは、こうした紫外線以外の外的要因からも肌を守る処方を採用しています。
そして、肌が本来持っている“バリア機能”をサポートしてくれるようなやさしさ。
それが、このブランドの信頼感につながっているのだと思います。
そしてなにより、つけ心地がとても軽やか。
日焼け止め特有の重たさやきしみ感もほとんどなくて、まるでスキンケアをしているような気持ちよさ。
毎朝、「今日もちゃんと守ってくれるな」って思わせてくれる1本です。
守る力と、やさしさ。
どちらも妥協しないからこそ、ラ ロッシュ ポゼは世界中で愛されている。
─わたしは、そう感じています。
選んでみよう!チャートで見つける ラロッシュポゼ日焼け止め

ラロッシュポゼの公式ホームページの日焼け止めのページをのぞいてみると、たくさんの日焼け止めがずらりと並んでいて、「どれも良さそうだけど、自分にはどれが合ってるんだろう?」と迷ってしまうこと、ありませんか?
実際に、わたしもはじめて選ぶときにそう感じました。
種類が多いのはうれしいけれど、ちょっと悩んでしまう。
ここでは、簡単に答えるだけで自分にぴったりが見つかるチャートをつくりました。
どれも私が実際に使ってみたアイテムをピックアップしました。
早速いっしょに選んでみましょう。

Q1:この日焼け止め、どんなふうに使いたい?
👉 化粧下地として使いたい(ファンデと合わせる前提)
→ Q2へ
👉 日焼け止めメインで使いたい(下地効果なしでもOK)
→ Q3へ
👉 1本でベースメイクまで済ませたい(ファンデ代わり)
→ Q4へ
Q2:下地として使うなら、どんな仕上がりと肌印象がうれしい?(UVイデアシリーズ)
👉 皮脂も乾燥も気になる、さらっと快適に整えたい
→ UVイデア XL プロテクショントーンアップ クリア
テクスチャー:さらさら
仕上がり :ナチュラルな仕上がり
👉 血色感を足して、やわらかくごきげんな肌色に
→ UVイデア XL プロテクショントーンアップ ローズ
テクスチャー:しっとり
仕上がり :ほんのりピンク
👉 くすみを飛ばして、明るく透明感のある肌印象に
→ UVイデア XL プロテクショントーンアップ ホワイト
テクスチャー:しっとり
仕上がり :自然なツヤ感
👉 無色タイプが安心。どんなファンデとも合わせやすい
→ UVイデア XL(無色)
テクスチャー:しっとり
仕上がり :ベーシック
Q3:下地効果はなくてもOK!紫外線をしっかり防ぎたい?(アンテリオスシリーズ)
👉 とにかく軽くてさらさらが好き。水にも強いタイプを探してる
→ アンテリオス XL フリュイド
テクスチャー:最もサラサラ
仕上がり :みずみずしい(乳液タイプ・ウォーターレジスタント)
Q4:1本でベースメイクまで済ませたい方へ。仕上がりの好みは?(UVイデアシリーズ)
👉 素肌感を残しながらナチュラルに色づけたい
→ UVイデア XL ティント
テクスチャー:しっとり
仕上がり :やさしいカバー感
👉 BBクリームのように、しっかりカバーしたい派
→ UVイデア XL プロテクションBB
テクスチャー:しっとり
仕上がり :カバー力高め
次は、チャートで選んだ日焼け止めについての解説と私の使った感想をお伝えしますね。
ラロッシュポゼ 8アイテム ー 私の使った感想

「日焼け止めって、肌に負担がかかりそうとか、なんとなく苦手。」
…そんな気持ちがある方もいるかもしれません。
しかし、これから紹介する全てのラロッシュポゼの日焼け止めは、まるでスキンケアの乳液のようになめらかで、やさしい使い心地。ムラになりにくく、なじませていくとちゃんと密着してくれるから、上に重ねるファンデーションのノリも良いです。しかも、石けんでオフできるやさしさもあるところがラロッシュポゼの魅力。
ここでは、そんな日焼け止め 8つのアイテムを、ひとつずつご紹介していきます。
チャートで当てはまったアイテムを探してみてくださいね。
1. UVイデア XL プロテクショントーンアップ ローズ
やさしいピンク色で、肌に血色感をプラスしたいときにぴったり。
「今日はごきげんな肌色で過ごしたいな」っていう日に、自然と手にとってしまうアイテムです。
ホワイトよりもトーンアップは控えめで、素肌感が残る仕上がり。
くすみをほんのり飛ばしながら、ふんわりやわらかい印象に見せてくれます。
しっとりとしたテクスチャーで、乾燥が気になるときにも安心。
PM2.5などの大気の汚れからも肌を守ってくれる処方なので、肌が敏感に傾いているときにも使いやすい1本です。
2. UVイデア XL プロテクショントーンアップ ホワイト
「くすみをしっかり飛ばして、ぱっと明るく見せたい」そんなときの強い味方。
このホワイトは、シリーズの中でもいちばんトーンアップ効果が強くて、肌にフィルターをかけたような仕上がりになります。
明るく見せる分、首との色差が出やすいので、首まで丁寧に塗るのがポイントですよ。
しっとり感があるので乾燥肌さんにもやさしい処方です。
こちらもPM2.5対応処方で、外気の刺激から肌をやさしくガードしてくれます。
3. UVイデア XL プロテクショントーンアップ クリア
テカリと乾燥、どちらも気になる混合肌さんにおすすめしたいのがこのクリア。
つけた瞬間は白っぽく見えるけれど、なじませていくと自然な仕上がりに変わっていきます。
トーンアップ感は3タイプの中でいちばん控えめでナチュラル。
さらっとしたテクスチャーで、夏の皮脂バランスが気になる肌にもぴったりです。
私自身、5月以降の皮脂分泌が増えてくる時期から、夏にかけてはこの“クリア”をよく使っています。
“うるさら肌”を保ちたい日には、とても心地よい1本。
4. UVイデア XL(無色)
色がついていないタイプなので、どんな肌色にもなじみやすい無色タイプ。
手に出したときは少し白っぽく見えますが、伸ばすとスッと透明になって、
ツヤで肌をきれいに見せてくれるアイテムです。
私の場合は、冬から春の肌がゆらぎやすい季節に、この無色タイプを選ぶことが多いです。
トーンアップは他よりしないけれど、うるおいで肌がすっと整う感じが好きです。
5. UVイデア XL ティント
「トーンアップはしなくてもいいけど、肌の色ムラを自然にカバーしたい」
そんなときに活躍してくれるのが、このティントタイプ。
ほんのりベージュの色味で、肌を均一に整えてくれて、ツヤも出るから、
素肌っぽく見せたいけど、ちゃんと整って見せたい日にぴったり。
しっとり感があるので、乾燥が気になる季節にも使いやすいです。
6. UVイデア XL プロテクションBB 01 ライト/02 ナチュラル
こちらは日焼け止め・下地・ファンデーションがひとつになったBBタイプ。
「時間がないけど、ちゃんとした肌で出かけたい」そんな朝にとても助けられる時短アイテムです。
• 01 ライトは、肌を明るく見せたい方や、透明感がほしい方におすすめ。
つけた瞬間はちょっと濃く見えるけど、伸ばすと自然になじんで、ふんわり明るい肌に整えてくれます。
• 02 ナチュラルは、自分の肌色に近い自然な仕上がりを求める方にぴったり。
黄みがあって、“きれいな素肌”のような印象に見せてくれるんです。
どちらもしっかりカバーしてくれるのに、厚塗り感がないところが好きなポイントです。
7. アンテリオス XL フリュイド
「今日は絶対に焼きたくない!」
そんな“ここぞという日”に選ぶのが、このアンテリオス。
SPF50+よりもさらに強い効果がある(※海外表記ではより高い数値)といわれている、
アウトドアやレジャーに頼れる高UVカットタイプです。
でもそのわりに、驚くほど軽くて、乳液みたいにみずみずしいんです。
仕上がりはラロッシュポゼの中で一番さらさら。
テカリが苦手な人や、暑い季節の屋外シーンにぴったりです。
そして何より、水に強いのに、石けんで落とせるというところ。
「頼もしさ」と「やさしさ」が両立しているところが、わたしがこのアイテムを信頼している理由です。

8.番外編
ちょっと便利な“プラスα”の1本
アンテリオス UVプロテクションミスト
ここまでご紹介してきたUVイデアシリーズとはタイプが異なりますが、わたしが外出時のお守りアイテムとして使っているのが「アンテリオス UVプロテクションミスト」です。
これは手を汚さずにさっとスプレーできる、ミストタイプの日焼け止め。
忙しい日や移動中にも、簡単に紫外線対策ができる便利な一本です。
香りには少し特徴があり、好みが分かれるかもしれませんが、私は気にならず使っています。
髪や顔、首などにさっと吹きかけられて、しかもメイクがよれにくいのも嬉しいポイント。
UVイデアシリーズをベースに使いながら、外出先ではこのミストで手軽に重ねづけ。
そんなふうに使い分けることで、紫外線対策が快適になりますよ。
ラロッシュポゼの魅力は、どれを選んでも“肌がちゃんと守られている安心感”があること。
それが、わたしがお守りのように使い続けている理由です。
その日、その肌のための1本を。わたしの日焼け止めの選び方

日焼け止めって、ただ紫外線を防ぐだけのアイテムではなくて、“肌の調子に寄り添ってくれる存在”なんだなと、ラロッシュポゼを使ってあらためて感じます。
だからこそ、「今日はどれを使おうかな」と肌と相談しながら選ぶのも、朝のちょっと楽しい習慣になっています。
季節や体調によって肌がゆらいだり、メイクのノリがいまいちだったり、日によって肌の調子って、ほんとうに違いますよね。
わたしは、今は日焼け止めを3種類持っていて、その日の肌の調子や、外出するのか室内で過ごすのかなど、その日のライフスタイルに合わせて使い分けています。
たとえば、肌が敏感な日は無色タイプでやさしく、日差しが気になる日は、さらっと高密着なクリアタイプ。
そうやって数本を気分や用途で使い分けるのって、意外にムダがなくて、肌にもわたしにもやさしい選び方だと思っています。
それに、日焼け止めって意外とすぐになくなってしまうんです。
顔に塗るなら、乳液タイプは500円玉くらいの量、クリームタイプは、パール粒2つ分。
これが1回分(約0.8g)の目安なので、ほとんどの顔用日焼け止めは、1〜2ヶ月で1本を使い切るペースになります。
だから、1本ずつ買い足していくよりも、「春から夏のおわりまでは、この2〜3本で過ごそう」という気持ちでそろえておくのもおすすめです。

ちなみに、先週の土曜は友達とピクニックに行きました。
汗ばむ陽気だったので、テカらないようにUVイデア XL プロテクショントーンアップ クリアをしっかりと。
それでも一日中外にいると、翌朝から2〜3日は肌の乾燥を感じ、この期間はUVイデア XL(無色) で肌の回復を待つ。といった具合に使い分けていますよ。
その日の自分にぴったりの一本を選ぶことで、スキンケアがちょっと心強く、ちょっと心地よくなる。
この記事が、そんな日焼け止め選びのヒントになれたらうれしいです。