「美容メシ」〜トマト🍅 編〜
\美容メシとは?/
「食べること=キレイになること」だったら、毎日のごはんがもっと楽しくなると思いませんか?
【美容メシ】は、美しくなりたい、健康的にキレイを育てたいあなたに向けた“食のヒント”をお届けするコーナーです。
きっかけは、化粧品メーカー時代にお世話になった講師の先生と、「肌をつくるのは、食べ物だよね」という話で盛り上がり、先生が美容部員向けに行っていた講義資料をいただきました。
私も同じ想いを持っていたからこそ、その内容に共感し、私なりの視点も加えてお届けしたいと思ったのです。
「おいしい」と「キレイ」がつながる毎日を。
スーパーで食材を手に取るとき、「これっておいしいし、さらにカラダが喜ぶんだよね」と、思い出してもらえるような、美容と食の小さなヒントを発信していきます。
おいしく食べながら、内側からキレイに。そんな美容習慣、今日からはじめてみませんか?

気がつけば9月も半ば。
朝晩は冷えるのに、日中の日差しはまだまだ強いイタリアです。
夏から秋への移り変わりに、私の肌もカラダも追いつくのに一生懸命。
このような季節の変わり目は特に、肌のくすみや体の疲れを感じることが多くあります。
スキンケアを頑張っても、なんだか調子が整わない、そんなときこそ食べものの力を借りたいですね。
そこで積極的に取り入れたのが、身近な「トマト」。
サラダの彩りと思っていたトマトには、うるおいやハリを支える成分、めぐりや代謝をサポートする栄養がしっかり詰まっています。
今回は美容メシとしての「トマトの秘密」をご紹介します。
ぜひ最後までご覧くださいね。
美肌を育てるトマト編 ― 肌のうるおいとツヤのために ―

食卓に並ぶ真っ赤なトマト。
そのルーツは、太陽の光がまぶしく降り注ぐ地中海や南米の大地。
強い日差しに負けず、たくましく育つその姿から、古くは「健康と若さの象徴」として親しまれてきた存在です。
今ではサラダやスープ、パスタの彩りに欠かせない身近な存在。
でも実は、その鮮やかな赤い果実の中に、肌のうるおいやツヤを内側から育ててくれる小さな美容の知恵がぎゅっと詰まっているんです。
何気なく食べていたトマトが、気づけば、肌をごきげんにする一皿になっているかもしれません。
トマトが肌をごきげんにしてくれる理由
- リコピン
血流をサポートして、肌細胞に酸素や栄養をしっかり届けてくれます。
巡りがよくなると、顔色もふわっと明るく。 - ビタミンC
毛穴を引き締めて、肌のキメや透明感を整えるサポートに。
紫外線ダメージが気になる季節にもぴったり。 - βカロテン
肌のバリア機能を支えて、乾燥や刺激に負けにくい土台をつくります。
うるおいを守りたいときの味方です。
スキンケアでは届きにくい「内側」の部分を、毎日のごはんでやさしくサポート。
そんな“肌を育てるトマト”を、あなたの食卓にも迎えてみませんか?
小さくて濃い、トマトの魅力
「小さいなかに、美しさがぎゅっと」
まさにそんな存在なのが、ミニトマトとドライトマト。
- ミニトマトは、通常のトマトの約2倍のβカロテンを含むと言われています。
手のひらサイズなのに、美容パワーはしっかり。お弁当にちょこんと入れておくだけでも、頼もしい存在です。 - ドライトマトは、水分が抜けてリコピンやうま味が凝縮された保存食。
少量でも栄養価が高く、加熱しなくてもそのまま食べられるのも魅力です。

memo:
◾️ドライトマトは暮らしの知恵から生まれた美容食
イタリアに住むようになって、ドライトマトは身近な存在に。
スーパーには棚に常に並んでいて、家庭でも日常的に使われています。
ドライトマトは、夏の強い日差しのもと完熟したトマトを半分に切り、塩をふって天日干しすることで水分を抜き、保存性と旨みを高めたもの。
ゆっくり時間をかけて栄養とうま味が凝縮された、知恵の詰まった保存食なのです。
また、トマトには、昆布などにも含まれる「グルタミン酸」などのうま味成分がたっぷり。
イタリアでは「だし代わり」としてもトマトを活用する文化が根づいています。
スープや煮込み料理に加えるだけで、深みとコクがぐっと増すんですよ。
◾️チューブペーストで、トマトの栄養をもっと手軽に
イタリアに住み始めてドライトマトをよく使っていたのですが、最近よく使っているのは、チューブタイプのトマトペースト。
理由はシンプルで、「とにかく簡単だから」です。
特におすすめなのが、イタリアの老舗ブランド【Mutti(ムッティ)】の「ダブルコンセントラート」。
これもイタリアでも定番のアイテムで、日本ではKALDI(カルディ)などで手に入ります。
濃縮されたトマトのうま味を、手を汚さずにギュッと絞って使える手軽さが本当に便利。
スープや煮込み料理にちょい足しするだけで、味にぐっと深みが出るので、我が家では常に冷蔵庫にスタンバイさせています。
しかも、保存性も高くて冷蔵庫で長持ちするから、トマト缶のように使いきる心配もなし。
毎回トマトを切ったり、缶を開けたりする手間がないのは、忙しい日こそ嬉しいポイントですよね。
ドライトマトのような濃縮された栄養とコクを、もっと気軽に取り入れたい方にぴったりのアイテムです。


トマト缶/ピューレ・ケチャップ・ペーストの違いって何だろう?
それぞれの特徴をまとめました、参考になさってくださいね。
トマト缶(ホール/カット)やピューレ(瓶)
・加熱処理したトマトをそのまま詰めたもの
・開封後は酸化が進みやすく、数日以内に使い切りが必要
ケチャップ
・トマトに砂糖や酢、塩などを加えて味付けした調味料
・そのまま使いやすいが、甘みや塩分が多め
・保存性も高く、冷蔵庫で長く使える
トマトペースト(チューブ)
・トマト100%を濃縮したシンプルなペースト
・必要な分だけ出して、すぐキャップを閉められる
・保存性も高く、冷蔵庫で長く使える
未来の肌を守るトマト編 ー 紫外線にも、年齢にも。赤いリコピンの力 ー

ー 紫外線にも、年齢にも。肌を「守る力」は食べることから ー
年齢を重ねると、「急に肌が疲れやすくなった気がする」「なんとなく顔色が冴えない」。
そんな小さなサインを感じること、増えてきませんか?
それは、酸化という見えないダメージの始まりかもしれません。
紫外線、ストレス、乾燥、睡眠不足…
現代の肌は、毎日活性酸素という刺激にさらされています。
この活性酸素は、肌の奥の細胞にダメージを与え、ハリを支えるコラーゲンや、透明感のある肌印象をつくる力をじわじわとくもらせてしまうのです。
でも、それを「年齢のせい」にして、何もしないのは少しもったいない!
そんなとき、取り入れたいのがトマトです。
日々の食事で、少しずつ肌の内側を整えていく。
きっと、未来の美しさを守ることにつながっていくはずです。
なぜトマトが肌の「守り」にいいの?
トマトが肌を守ると言われる理由。それは、ただのビタミン補給ではありません。
トマトに多く含まれる「リコピン」は、肌の酸化=“サビ”を防ぐ、圧倒的な抗酸化力をもった美容成分。
そのパワーは、ビタミンEの約100倍ともいわれるほど。
紫外線やストレスで発生する活性酸素から、肌の内側をしっかり守ってくれます。
リコピンの3つの働き
☑︎ くすみの原因となる“酸化ダメージ”を減らす
☑︎ ハリを支える細胞が壊れるのを防ぐ
☑︎ 肌のめぐり(血流)をスムーズに保つ
こうした働きが、「年齢に負けない肌」への基盤になります。
スキンケアでは届きにくい肌の深い部分にも、食べるリコピンなら、やさしく届く。
未来の肌のために。今日の食事から、守る力を取り入れていきませんか?
食べ方のコツは?
リコピンは「油+加熱」で吸収率が約4倍にアップ。
トマトソース、ラタトゥイユ、オリーブオイルを使った炒め物など、温かいトマト料理で取り入れるのがおすすめです。オリーブオイルと相性バッチリですよ。

◾️ 効率よく美容にとどかせる
[ レシピ ] リコピンたっぷり トマトスクランブルエッグ
\ リコピンの吸収率をぐっと高める「細かく+油+加熱」の3ステップで /
材料(1〜2人分)
トマト(中)…1個(約150g)
卵…2個
オリーブオイル…大さじ1/2~1
塩…ひとつまみ(お好みで)とろけるチーズ、バジル、黒こしょうなど
作り方
1.トマトはできるだけ細かく刻む(1〜2cm角が理想)
→ 細胞壁が壊れて、リコピンが体に吸収されやすくなります。
2.フライパンにオリーブオイルを熱し、刻んだトマトを軽く炒めて水分がじゅわっと出てきたらOK。
溶いた卵を加え、スクランブルエッグ状にやさしく火を通す。
3.塩で味をととのえたら完成。
→ お好みでとろけるチーズを加えると、コクもUP
美容ポイント
・細かく刻む → 加熱 → オイルの3ステップで、リコピンの吸収率は約4倍にUP!
・卵のたんぱく質&ビタミンEも一緒にとれる、肌も髪も喜ぶメニュー。
摂るタイミングは、夜が理想的。
肌が修復するためにいちばん忙しく働いているのは、眠っている間。
細胞が分裂しやすく、日中に受けた刺激やダメージも、この時間に整いやすいと言われています。
夜ごはんにトマトを取り入れておけば、そんな再生モードにリコピンがちゃんと働きかけてくれる。
スキンケアでは届かない「深いところ」に、食べものからアプローチする習慣。
トマトの赤い成分「リコピン」は、食事の中から私たちの内側にそっと働きかけてくれる存在です。
スキンケアでは届かない深いところに、食べものからアプローチ。
肌を整わせたいなら、夜にトマトを。
カラダを整えるトマト編 ― 軽やかに過ごしたい日こそ、出番です ―

なんとなく体が重い、すっきりしない、巡りが悪い気がする。
それは、体のリズムがゆらいでいるサインかもしれません。
そんなとき、トマトはただの野菜以上の力を発揮します。
めぐりを整える、内側のチカラ
脂肪にも、めぐりにも。トマトだけが持つ赤い秘密とは?
年齢を重ねると、「代謝が落ちてきたかも」「食べすぎた翌日がつらい…」そんな感覚、ありませんか?
トマトにはそんなときこそ頼りたくなる内側から整える力がつまっているんです。
カラダのめぐりに「燃やす🔥」+「出す💧」のWサポート
トマトは、美容食材としての見た目のケアだけでなく、体の中のめぐり・代謝・リズムを整えることにもアプローチできる、頼もしい味方。
なんとなく代謝が落ちてきたときや、食べすぎや外食が続いたあと、そして運動できていないときの調整メニューに取り入れてみませんか?
🔥 燃やすチカラ:「13-オキソODA」のはたらき
トマトが完熟する過程で、ほんのわずかに生まれる特別な脂肪酸「13-オキソODA(オキソオクタデカジエン酸)」。
これは、脂肪をエネルギーに変える酵素のはたらきをサポートすると言われており、脂肪を溜め込まず、スムーズに使える状態に整えてくれる、サポーター的な存在なんです。
つまり、「脂肪を溜めずに、使いやすい状態に整える」=燃やす🔥スイッチを押してくれるような存在です。
💧 出すチカラ:「ペクチン(食物繊維)」のサポート
さらに、トマトに含まれる水溶性食物繊維「ペクチン」は、腸内のいらないものを絡め取って、スムーズに排出をサポート。
「ためこまない体」=出す力💧を、やさしく支えてくれます。
特に朝にとり入れると、体のリズムや肌のめぐりが整いやすくなるので、顔色がパッと明るく感じられる日もあるかもしれませんよ。

軽やかさを求めるなら、朝にトマトの力を味方にしよう。
一日のスタートに、トマトをひと皿。それだけで、めぐりのスイッチが入りやすくなります。
朝は、体のリズムが整いはじめる時間帯。
そこで出す力のあるトマトをとると、お腹の調子も気分もスッと整って、1日のベースが軽やかに。
しかもトマトは、そのまま食べてもおいしい。冷蔵庫から出して、オリーブオイルと塩を少し。
それだけで、火を使わずにリコピン&ペクチンがとれる朝食に。
毎朝ゆで卵と一緒に、そんなシンプルな習慣でも、ちゃんと“整う”感じがするのが、トマトのすごいところです。
トマトで、内側からリセット。
カラダの疲れや重さを感じたら、“燃やす”と“出す”のダブルサポートで、体をやさしく整えてみませんか?
まとめ|朝・夜で変わる、トマトの美容パワー

トマトの栄養は、“いつ食べるか”によって得られるメリットも変わります。
自分の体調や肌のコンディションに合わせて、食べるタイミングを少し意識するだけで、内側からの整い方が、もっと心強いものに。
朝のトマトは「めぐりのスイッチ」
体も肌も目覚めさせたい朝には、トマトがぴったり。
- 13-オキソODA:脂肪をエネルギーに変える“燃やす”サポート
- カリウム:むくみの原因になる余分な水分をデトックス
- ペクチン:腸のリズムを整え、“出す力”もスムーズに
朝トマトを続けることで 顔色のトーンアップ・すっきりしたフェイスライン・日中の代謝UPに。
おすすめの食べ方:
カットトマト+オリーブオイル+塩の”めぐりサラダ”
トマト×卵のスープ(たんぱく質&代謝サポートに◎)
※ポイントは朝の忙しい時間でもささっと摂れる工夫で続けれますよ。
夜のトマトは「食べるナイトケア」
紫外線を浴びた肌を、夜のうちにリセットしたいなら、トマトをナイトケア食として。
- リコピン:活性酸素を抑えて、日中のダメージを穏やかにケア
- 血流サポート:栄養がすみずみまで届きやすくなり、修復力を後押し
夜トマトを取り入れることで…→ 翌朝の肌疲れが和らぎ、ツヤとハリ感が出やすく。
おすすめの食べ方
トマトソースの煮込み料理(ミネストローネ・ラタトゥイユ)
オリーブオイルで焼いたトマトを副菜に
※ポイントは「細かく+加熱+油」で吸収率が約4倍にアップ!
忙しい人にはチューブトマトが救世主!

「毎回、生のトマトを買うのがちょっと面倒…」
そんな方には、チューブタイプのトマトペーストがおすすめ!おすすめは、イタリアの老舗ブランド【Mutti(ムッティ)】。
KALDIなどでも手に入りやすく、トマトの栄養がギュッと濃縮されたペーストは、まさに“ドライトマトのような濃厚さ”を、手軽に毎日少しずつ取り入れられるアイテムです。
- スープやパスタにちょい足し
- 野菜炒めにプラス
- オリーブオイルと混ぜてディップ
使い道も自在。冷蔵庫に1本あるだけで、美容メシの幅がグッと広がりますよ。
朝はスイッチを入れて、夜はそっと整える、食べる美容習慣としてのトマト。
どんな日も、あなたの中から静かに力をくれるはずです。
今夜の食卓、明日の朝ごはんに、「美容メシ」赤いトマトのチカラをぜひ取り入れてみてくださいね。



