夏はもちろん、一年を通して紫外線を防ぐために1年中欠かせない日焼け止め。
肌老化の原因は紫外線が80%を占めるため、しっかりと紫外線対策をしましょう。
日焼け止めは多くの種類があり、様々なブランド毎に数種類、ドラックストアには棚いっぱいに並んでいます。
たくさんありすぎてどれにしようか迷いますよね。
日焼け止めを選ぶ時にこのようなことに悩みませんか?
・自分にはどのタイプが合っているか
・紫外線から肌を守ってくれても、強すぎて肌に負担をかけないか
・紫外線カットレベルを表すSPAやPAはどれくらいの数値を選べば良いか
・ノンケミカルってよく目にするし良さそうだから、それを選べば間違いない?
そこで基本の日焼け止めの選び方をコスメ検定特級、元化粧品メーカーインストラクターの筆者が解説します。
例えば毎年春に新製品が発売された時、基本のポイントを押さえていればどれが自分に合っているかを迷わずに選べますね。
自分の肌や生活環境の変化があった場合、自分に合う日焼け止めは変わります。
そんなときも基本が分かれば簡単に選びなおせますよ。
この記事では
・3つのポイントから自分に合った日焼け止めのタイプを見つける
・タイプ別おすすめの日焼け止め(2024年)
・肌に負担をかけない日焼け止めの選び方
・筆者、友人の実例
を紹介しています。
ぜひ最後までお読みください。

自分の肌に合った日焼け止めを探してみましょう
自分に合った日焼け止めを選ぶには3つの要素を掛け合わせてみましょう。
- 肌タイプ
- 生活スタイル
- 使用感(テクスチャー)
肌質(肌タイプ)と合っていないものを選べばスキンコンディションがいまいちで、当然ファンデーションやメイクのノリも悪くて何をするにも気分が乗らない。
室内で過ごす?外に出ることが多い?
生活スタイルに合わなければ紫外線を防ぐ効果は半減してしまいます。
いくら紫外線を防いでも自分に合った使用感(テクスチャー)でなければ使い続けることがストレスです。
ゆえに3つはどれも大切な要素です。
肌タイプ × 生活スタイル × 使用感(テクスチャー)

3つのポイントから選ぶと自分に合った日焼け止めが見つかります。
では早速探してみましょう!
[日焼け止め選び] 1.肌タイプ 4つのうち自分の肌はどのタイプ?
4つの中から一番当てはまる肌タイプを選びましょう。
( )の中で多く当てはまるものがあなたの肌タイプです。
□ 普通肌 (しっとりとした肌、かさつき、吹き出物のトラブルが少ない)
□ 乾燥肌 (キメが細かい、口や目周りがかさつきやすい、化粧ノリが粉っぽく仕上がる)
□ 脂性肌 (日中肌がテカリやすい、頬の毛穴が大きく目立つ)
□ 混合肌 (Tゾーンは脂っぽいがUゾーン(頬)はかさつく)
[日焼け止め選び] 2.生活スタイル 紫外線を浴びるレベルは?
朝起きてから日が暮れるまでどれくらいの時間、どの時間帯で外で過ごすことが多いでしょうか。
□ 室内で過ごすことが多い
□ 1~2時間日差しを浴びるが、それ以外は室内で過ごす(通勤やウォーキングなど)
□ 頻繁に日差しを浴びることが多い(外回りやガーデニングなど)

[日焼け止め選び] 3.使用感(テクスチャー) どんなつけ心地が好みですか?
日焼け止めの使用感は毎日のスキンケアを楽しむためにとても重要です。
自分の好みに合ったものを選ぶと使用するたびに心地よさを感じることができ、
スキンケアの習慣を続けやすくなります。
美しい肌は1日にしてならず、です。
あなたはさっぱりとしっとりのどちらが好みですか?
□ さっぱりの特徴
1. 軽やかさ :肌にのせた時に軽くてベタつきを感じない感触
2. 爽快感 :清涼感があり、肌にのせた後に肌がすっきりと感じる
3. さらっとした仕上がり :肌がベタつかずさらさらとした感じが持続する
4. 軽い保湿効果 :しっかりとした保湿は求めず、軽く潤う程度の感触
□ しっとりの特徴
1. 豊かな保湿感 :肌に潤いをしっかりと感じる感触
2. 柔らかさ :肌が柔らかくふっくらとした感触が続く
3. 肌のなめらかさ :使用後に肌のなめらかな状態が長時間続く
4. 保護感 :肌が保護されているような安心感
3つのポイントからあなたに合った日焼け止めの種類は?
下の表であなたの当てはまるアルファベット、数字をさがしてみましょう。
このあとに続くアルファベット、数字が今のあなたにおすすめする日焼け止めの種類です。

3つのポイント(自分の肌タイプ、生活スタイル、好みのテクスチャー)から、
日焼け止めの種類を当てはめてみましょう。
基本のアイテムはアルファベット、プラスアイテムは数字を見てね。
肌タイプ | テクスチャー | 生活スタイル | ||
---|---|---|---|---|
室内で過ごすことが多い | 1-2時間は日差しを浴びるが それ以外は室内で過ごす | 頻繁に日差しを浴びることが多い | ||
普通肌 | さっぱり | A/B | A/B-1 | C-1 |
しっとり | C | C/D-1 | C/D-1 | |
乾燥肌 | さっぱり | C | C-1/3 | C-1/3 |
しっとり | D | D-1/3 | D-1/3 | |
脂性肌 | さっぱり | B | B-2/3 | B-2/3 |
しっとり | A/B | A/B-2/3 | B/C-2/3 | |
混合肌 | さっぱり | B | B-2 | C-2 |
しっとり | C | C-2 | C-2 |
プラスアイテム 1:スティック 2:スプレー 3:パウダー
[日焼け止めの種類] 基本のアイテム
基本の日焼け止めには4つのタイプがあります。
それぞれの特徴をまとめました。
A ローション
軽く伸びが良い/ 室内で過ごす時に / 洗い流しやすい=肌負担が少ない / 敏感肌はノンケミカル処方を選ぶ
水成分が主体。さらっとして伸びが良いタイプ。
さっぱりするテクスチャーが多く普通肌混合肌やボディ用におすすめです。
形状的に紫外線カット剤は多く入れれないため、こまめに塗ること。
汗で落ちやすいので室内で過ごすときに向いています。
肌なじみを良くするために紫外線吸収剤配合が多いので敏感肌の方は刺激をおこすことがあります。
気になる場合はパッケージに「ノンケミカル処方/ケミカルフリー」と表記されているものを選びましょう。
洗い流しやすいので物理的(摩擦)による肌の負担が少ないタイプです。
B ジェル
汗をかいても軽い使用感が持続 / スポーツに適する/クールダウン効果(夏向き)/ローションと同じ性質
クールな感触で特に夏に人気、ローションと同じ性質のタイプです。
水分量が多く、ベタつきがほとんどありません。
オイルフリーのものが多く、ベタつきが気になる方、脂性肌に。
混合肌のTゾーンにも。クールダウン効果があるため、夏場の外出時に最適です。
C ミルク
紫外線カット効果が高い / 軽めのテクスチャー/ノンケミカル処方が多い=敏感肌の方が選べる範囲が広い
ミルクは伸びがよくみずみずしさとしっとりとして、ローションとクリームの中間のタイプ。
バランスの取れた保湿とカバー力のため普通肌に、高い保湿力があるため乾燥肌にも適しています。
程よい厚みを持たせて肌に塗れるので紫外線カット効果は高めです。
ノンケミカルタイプがありますので敏感肌にもおすすめ。
保湿をもとめるが夏のベタつきが気になる方、軽めのテクスチャーが好みの方に適しています。
D クリーム
保湿をしたい肌 / 化粧下地に多い / 紫外線カット効果がかなり高い / ウォータープルーフはクレンジング剤でよく落とす
ミルクと同じ性質
しっとりして肌へ密着感があり保湿力があるので乾燥肌、保湿を重視したい方に。化粧下地に多いタイプです。
こちらもノンケミカルタイプがあり敏感肌に適しています。
水成分主体と油成分主体があり、後者は紫外線カット効果がかなり高いです。
ウォータープルーフタイプが多く洗顔で落としにくいので、優しく丁寧にクレンジングをして落としましょう。
[日焼け止めの種類] プラスアイテム(補助的な役割)
日焼け止めは1つだけを使用するのではなく、重ねることで効果が高まります。
肌タイプと生活スタイルに合わせて自分に合ったタイプを取り入れましょう。

1 スティック
固形の油分が多く配合され肌への密着性が高く、保湿成分を含むものが多いので乾燥を防ぎます。
日焼けしやすい部分に重ねて付けやすい形状、コンパクトで持ち運びしやすく外出時の塗り直し便利です。
強い日差しの下にいる時間が長い場合の重ね塗り適しています。
2 スプレー
簡単、しかも広範囲に塗布ができます。
クールな感触があり、使用感が爽やか、手軽さから忙しい朝や子どもにも使いやすいです。
注意点は、身体の広範囲に塗布しやすいですが量が少なくなりがちなこと。
データ*によれば、実際に必要な量の10%程度しか塗布できていないので、塗布量を意識して使用しましょう。
* 必要な塗布量(2.0mg/cm2) 粧会誌44(7) 87-90 改変
肌の他、髪や頭皮を紫外線ダメージを守るアイテムとしておすすめです。
紫外線吸収剤が多く、敏感肌には刺激をおこすことがあるので気になる方はパッチテスト*を行ってから、広範囲に。
*上腕の内側に化粧品を塗布し、24時間経過後、塗布した部分の肌の状態を見ます。
3 パウダー
メイクの上から塗り直しが簡単、テカリを抑えてマットな仕上がり、メイク補正効果があります。
付け心地は軽くサラサラとしています。
紫外線散乱剤を含むタイプが多いので [ノンケミカル]が多く敏感肌に適しています。
サラサラとしている分、もちが長くないので2時間を目安にこまめに重ねると良いでしょう。
脂性肌や混合肌のTゾーンのメイク崩れを防ぐ効果があります。
洗い流しやすく、肌への負担は軽いのが嬉しいですね。
ちょっとした外出時には軽めに日焼け止めをしてパウダーを重ねれば肌負担が少なく紫外線対策ができます。
タイプ別 おすすめの日焼け止め(2024年)
A ローションタイプ
・イソップ・ジャパン プロテクティブ フェイシャル ローション SPF25/PA+++
ハーブの香りで肌にすばやくなじみ、マットな仕上がり。
乳液状で石鹸で落とせる日焼け止めです。
感想:香りが良く、使用感も軽いため、日常使いに最適。
肌にやさしい成分で、敏感肌の方にもおすすめ。
・ロート製薬 プロメディアル UVプロテクトローション SPF30/PA+++
ノンケミカル、アルコールフリーで石鹸でも落とせる肌にやさしいタイプ。
日焼け止め特有のにおいが苦手な人にもおすすめで、白浮きしません。
感想:刺激が少なく、敏感肌にも優しい処方。
日焼け止めの臭いが苦手な方でも使いやすく、白浮きしないのが嬉しい。
B ジェルタイプ
・カネボウ化粧品 ALLIE クロノビューティ ジェルUV EX SPF50/PA++++
ベタつかずサラサラした肌触り。夏場も快適に使える汗や水に強いタイプ。
ビーチフレンドリー処方*で環境にも配慮されています。
感想:使用感が軽く、夏のアクティビティにも最適。
環境にも配慮されているところが大いに共感しました。海辺での使用にも安心ですね。
*サンゴ礁など海の環境に配慮した処方のこと
・資生堂 ANESSA ブライトニングUV ジェルN SPF50/PA++++
敏感肌にも使いやすい成分で、くすみを補正するカラーを配合。
とろみのあるジェルでなめらかなつけ心地。
保湿成分が配合されており、潤いが長時間続きます。
感想:保湿力が高く、乾燥が気になる肌にもおすすめ。
色補正機能があるため、メイク下地としても優秀です。https://www.kanebo-cosmetics.jp/allie/technology/
C ミルクタイプ
・日本ロレアル LA ROCHE-POSAY UVイデア XL SPF50+/PA++++
敏感肌向けのスキンケアブランド。石鹸で落とせて保湿感をキープするラ ロッシュ ポゼ ターマルウォーター配合。カラーバリエーションがあり、自分の肌悩みに合わせて選べます。
感想:敏感肌の方でも安心して使用でき、保湿効果も高い。
カラーバリエーションが3種類あり、肌悩み別に選べるのが魅力。
・コーセー 雪肌精 CLEAR WELLNESS UVマイルドミルク SPF50+/PA++++
振って使う二層タイプの日焼け止め。
油性成分と水性成分が混ざり、しっとりしながらもサラッとした仕上がりを実現。
軽いつけ心地で白浮きしにくく、高い保湿効果が特徴。ノンケミカル処方で敏感肌にも最適です。
感想:軽いつけ心地で快適。白浮きしにくく、高い保湿力。敏感肌の方にもおすすめです。
D クリームタイプ
・オルビス ORBIS リンクルブライトUVプロテクター SPF50+/PA++++
医薬部外品の顔用日焼け止めクリーム。
有効成分ナイアシンアミド配合で、美白効果やシワ改善効果も期待できます。化粧下地としても使用可能。
感想:スキンケア効果が高く、日焼け止めとしても優秀。出かけない日は化粧下地として使っています。
私のレビューも参考にしてくださいね。
・資生堂 クレ・ド・ポー ボーテ クレームUV n SPF50+/PA++++
スキンケア成分を50%配合したラグジュアリー日焼け止めクリーム。
太陽光から守りながら肌によい光を選択して取り込み、肌を美しく見せる技術を搭載。化粧下地としても使えます。
感想:高級感があり、スキンケア効果も抜群。肌を美しく見せる効果があり、長時間の外出時に化粧下地として使っています。
肌に負担をかけなけない日焼け止めの選び方
紫外線を防ぐ強さ [SPF・PA]の選び方
日焼け止めは紫外線を防ぐ反面、肌への負担があるのか気になりますよね。
その答えは自分の肌タイプと生活スタイルに沿った日焼け止めを選べば簡単に解決します。
日焼け止め化粧品には紫外線を防ぐ強さのレベルがSPF、PAの数値(パッケージに記載さている)で表記されいて、自分に合った数値を選ぶことが大切です。
数値を選ぶうえで先ず2つのポイントをおさえましょう。
あなたにとって、どれくらいの数値が良いかわかりますよ。
・SPF値 PA値が高くなるほど肌への負担は大きい <数値が高いほど紫外線吸収剤が増えます>
・洗い残しは肌へ負担がかかる <数値が高い日焼け止めはクレンジング剤を使って落とすタイプが多い>
SPF : ヒリヒリ日焼けの原因 [UV-B]を防ぐ
SPFは肌が炎症する紫外線UV-Bを防ぐ時間の数値。
高いほど長時間紫外線をカットします。
SPF 1=20分なので、計算するとSPF30は10時間、SPF50は17時間紫外線をカット効果があります。
・SPF15の紫外線カット率は、約93%
資生堂の調査「紫外線対策にかかせない『SPF値』、『PA分類』と最適指数
・SPF30の紫外線カット率は、96.7%
・SPF50の紫外線カット率は、98%
SPF30があれば紫外線をしっかり防ぐそうです。
肌の負担を考えるとSPF30を基本の1本、長時間日差しを浴びる時はSPF50と使い分けることが良さそうです。
店頭やオンラインショッピングで SPF50 の日焼け止めをよく見かけますし、高い数値の方が効果がありそうだと思われがちです。
これらを毎日使う場合はノンケミカル処方や石鹸で洗い流せるタイプが肌への負担が少ないです。

私はSPF数値を優先して選びません。
石鹸で洗い流せるか、好みのテクスチャーであるか、その他要素(保湿、香り、色味など)を優先して、その中にSPF30~50の数値であれば購入しています。
PA : 肌の弾力を失わせる [UV-A] を防ぐ
PA値はじわじわと肌へダメージを与える紫外線UV-Aを防ぐ数値。
+の数が多いほど防ぐ度合いが強くなります。
現在の表記レベルは+〜++++(+4)まで。
この紫外線はその日に目に見えたトラブルが現れるというより、長い時間をかけて肌のたるみやシワ、シミとして現れます。
直ぐに現れないからこそ、気がついた頃には、、恐ろしいですね。
日常生活やちょっとした外出にはPA + ~ +++(+3) 、長時間日差しを浴びる時はPA ++++(+4) が良いでしょう。

紫外線を防ぐ成分[紫外線反射剤・紫外線吸収剤]と上手につきあおう
日焼け止めは水と油を乳化させたものに紫外線カット剤「紫外線反射剤」と「紫外線吸収剤」からできています。
2つの紫外線カット剤にはそれぞれメリットとデメリットがあります。
組み合わせることで各成分の弱点を補い、より効果的に紫外線を防ぐことができます。
一般的には、両方が配合された日焼け止めは高い紫外線防御効果と快適な使用感でおすすめです。
それぞれの特徴とメリット・デメリットは次のとおりです。
• 紫外線反射剤
肌の表面で紫外線を反射して物理的にブロックする成分。
メリット:肌に優しいため、敏感肌や子ども向けに多く使用されている。酸化チタンや酸化亜鉛が代表的。
デメリット:白浮きしやすいということ、少しきしみ感があるので使用感の好みが分かれます。
金属アレルギーの方は、酸化チタンや酸化亜鉛に反応しないかパッチテストを行うとよいでしょう。
• 紫外線吸収剤
肌の上で紫外線を吸収して化学的にエネルギーに変換し、紫外線のダメージを防ぐ成分。
メリット:肌になじみやすく、白浮きしにくい。
デメリット:変換されたエネルギーが一部の人には肌刺激を引き起こす可能性がある。

たとえば、あなたが天気の良い日に友人と一緒に野外イベントに参加するとしましょう。
紫外線反射剤のみのタイプの日焼け止めを使うと、炎天下でもしっかりと紫外線をブロックできるため、長時間外にいても肌が守られますが、友人と写真を撮ると顔が白く見えてしまうことがあります。
紫外線吸収剤のみの日焼け止めは、白浮きせずに自然な仕上がりで、写真映えもバッチリですが、敏感肌だと赤くなったり、刺激を感じたりすることがあるかもしれません。
しかし、紫外線反射剤と紫外線吸収剤が両方配合された日焼け止めを使えば、友人と楽しく過ごしている間も、自然な見た目を保ちながらしっかり紫外線から肌を守れます。
一日中外にいても、白浮きしないので友人との写真もきれいに撮れ、使用感も良いので快適に過ごせます。
イベントを思い切り楽しみながら、肌のことも気にせず過ごせるでしょう。
特に肌に問題がない場合は、紫外線反射剤と紫外線吸収剤の両方が配合された日焼け止めが最適です。
幅広い紫外線カットと使用感の快適さを両立した汎用性の高い選択と言えるでしょう。
肌が敏感になっている場合は、紫外線吸収剤が入っていない日焼け止めを選ぶと良いでしょう。
「ノンケミカル処方」「紫外線吸収剤不使用」と書かれていることが多いです。
紫外線散乱剤は肌に負担が少ないですが、固めで白浮きしやすいデメリットがあります。
しかし近年は紫外線錯乱剤でも以前より白浮きしずらく伸びのよい商品が多く登場し、過剰な心配はいりません。
これはメーカーの立場からアピールしたい部分ですから、パッケージに書かれていますので確認しましょう。
私と友人の選んだアイテムを紹介します

49歳
・普通肌
・朝晩1時間犬の散歩 室内で過ごすことが多い
・しっとりが好き
髪の乾燥が気になる
夏はベランダで過ごすことが多い
体調が悪い時に吹き出物が出やすい
基本アイテム:ORBIS リンクルブライトUVプロテクター
プラスアイテム: LA ROCHE-POSAY アンテリオス UVプロテクションミスト(日焼け止めスプレー)
[試してみた] ORBIS リンクルブライトUVプロテクター を化粧下地として使っています。自分の気に入っているファンデーション(エスティローダーのダブル ステイ イン プレイス)とも相性がいいのが決定ポイント。
LA ROCHE-POSAY アンテリオス UVプロテクションミストは髪にも使えるので、バックの中にいつも入れて出かけます。

フリーランス
45歳
・乾燥肌
・打ち合わせで外回りが多い
・さっぱりが好き
休日はアウトドア、または家でゆっくり過ごすこと多い
疲れやストレスがたまると肌がヒリヒリしやすい
Kさんの選んだ日焼け止めは
基本アイテム:AYURA UVミルク センシティブα
プラスアイテム:資生堂 クリア サンケア スティック
AYURA UVミルク センシティブα は疲れて肌が敏感になりかけた時でも肌荒れせず使えたので、毎日使っています。
資生堂 クリア サンケア スティックは透明タイプでメイクの上から使えるので気に入っています。
ベタつきにくいので夏のアウトドア時に使っています。

会社員
38歳
・混合肌
・内勤(室内で過ごすことが多い)
・ベタつくのが苦手
車で30分かけて通勤
休日は友達とランチをするのが楽しみ
Mさんの選んだ日焼け止めは
基本アイテム:アネッサ ブライトニングUV ジェル N
プラスアイテム:ETVOS ミネラルUVパウダー
アネッサ ブライトニングUV ジェル Nはジェルの中でもゆるくなく、しっかりとした感触で肌の密着感がありす。
時間が経っても脂っぽい鼻やおでこの部分が崩れないので使っています。
ETVOS ミネラルUVパウダーのペールラベンダーを使っています。
日焼け止め効果も重要ですが、肌なじみがよく厚塗り感がないことが気に入っています。
まとめ
肌は年齢、生活環境、季節によって変化します。
日焼け止めを購入するタイミング
季節の変わり目
紫外線が強くなる春
そんなときにチャートを使って同じ日焼け止めで良いか確認することをおすすめします。
自分の肌に合った日焼け止めを見つけて、快適に紫外線予防をしていきましょう。
