長年 辛い症状に悩んでいた子宮筋腫。
半年毎に婦人科で経過観察を行なってきました。
10センチの大きさになったこと、内膜症と腺筋症も悪化したため子宮摘出手術を決意。
今までの症状、手術前の検査や準備、手術と入院中の経過を記録しようとブログを始めます。
子宮筋腫の症状
さかのぼること15年前。
子宮筋腫は小さく、体の不調を感じておりませんでした。
しかし年月をかけて大きく成長し15年目にはなんと直径10センチの大きさに。
10センチは例えるとペットボトル(2L)の底辺、握りこぶし、100万円10束分、、の厚み!

朝ベットから起き上がる前に下腹部を触るとこんもり盛り上がっていたのは便秘かな?
と思っていたのですが、
札束、、ではなく筋腫だったとは!
手術する前の3年間はかなり辛い症状でした。
- 坂道をみんなと同じペースで登れない。
- 疲れやすく以前より集中力が続かない。
- 生理中の出血量が多く、夜用ナプキンを2時間毎に交換。
- 就寝時はオムツ型ナプキンを付ける。
- 生理痛がひどく、1回の生理にロキソニンを10〜15錠服用

自分のペースでできる仕事だから良かったものの、他の仕事では一緒に働く人に迷惑をかけるのでは?
と思っていました。
子宮筋腫の手術を決めた理由
手術に踏み切る決断をしたのは検査(MRI)では重度の子宮内膜症と腺筋症が見つかったからです。
子宮が他の臓器への癒着が発見されたため、急な痛みで緊急手術の可能性があるとのこと。
手術を検討した方がいいかもしれないという主治医の診断を受けました。

そして大きな決定要因は血液検査の結果です。
それは腫瘍マーカーCA125 のレベルが130u/ml以上だったということ。(マーカーが35u/mlが基準)
子宮線筋症の場合の平均値は145u/mlのようで、悪性腫瘍はごく稀とのことですが心配しながら毎日を過ごすよりはQOLも上がりそうだし、この機会に手術をしようと決断しました。
腫瘍マーカーCA125検査とは
身体にがんができると、体内に特殊なたんぱく質を作り出します。このうち、体液中に存在し測定可能なものを腫瘍マーカーといいます。
[医療法人社団 冬木産婦人科医院]
CA125は子宮や卵巣の疾患を調べる腫瘍マーカーのひとつで、血液検査によって調べます。
主治医から紹介状をいただき、その病院にて診察と手術の予約、レルミナ(薬)※1をいただきました。
紹介された医師から子宮筋腫のみ摘出または子宮全摘手術と診断を受けました。私は49歳ですので年齢的に全摘出を選びました。
引用:小倉医療センター https://kokura.hosp.go.jp/senmon/rinshokensabu/files/REC2023-029.pdf
※1 レルミナ 子宮筋腫に対する手術前に GnRH 拮抗薬(レルミナ錠)を使用することで、子宮筋腫の縮. 小が期待できるため、より体の負担が少ない手術を行える可能性があります。