手術後1日目の内容
- 採血
- 痛み止め内服開始
- 全身清拭
- 膀胱留置カテーテル抜去
- 病室内、トイレ歩行
手術後、朦朧と朝を迎える
痛み止めの点滴と硬膜外麻酔のせいか、痛みはあるのですがぼーっとしてたまま朝を迎えました。
点滴の中に眠くなる成分が入っているのかもしれません。
看護師さんが数時間毎に点滴の追加、検温と傷口のチェックに来ました。

今日から痛み止めの内服開始です。
朝食は流動食(重湯)、昼食は五分粥、夕食は全粥。
早く開腹したいからなるべく食べようと思うのですが、なんとか頑張って食べれたのは半分くらい。
お味噌汁などの味付けが濃く感じました。
1日間絶食したからかな、ファスティング後は味に敏感になると聞いたことがあるので同じことかもしれません。
歩行と膀胱留置カテーテル抜去
出血が多い手術なので貧血等を調べるために採血をした結果、やや低めですが問題ない範囲でした。
その後に看護師さんがフットマッサージ器を外して、助けてもらいながらベットから起き上がって病室で歩行練習。
歩行ができると自分でトイレに行けるので、膀胱留置カテーテルを抜去します。
看護師さんに頑張りすぎない程度に歩いてくださいね、回復が早くなりますからとアドバイスをいただきました。
歩くことで腸のぜん動運動が促進されてお通じが良くなるそうです。
腸を活発に動かすこと腸内閉塞などの合併症を予防することが目的です。
最近では「早期離床」といって、手術後の早い時期からベッドを離れて体を動かすことが推奨されるそうです。
寝ていても歩いていても痛みは変わらないので、3〜4時間毎に20~30メートルくらい歩くようにしました。

硬膜外麻酔が切れた痛み
あっという間に夜を迎えました。
痛みはあるが耐えられるくらいで良かったと安堵していたのに、消灯時(21時)あたりから痛みが増し始め、痛みで汗が流れるほどに。

ナースコールして痛みを伝えると硬膜外麻酔が切れたからだそうです。
背中にチューブが入っていて不快で嫌だなと感じていたのですが、このおかげで我慢できる痛みでとどまっていたんですね。
痛み止めと眠くなる点滴を入れてもらい、痛みを忘れて知らぬ間にウトウトと。
強めの痛み止めがないと耐えれなかった術後1日目でした。