いつも通り7時に起床。
入院中の仕事の下準備だけ済ませて、コーヒーを淹れて一服してから出発しましょうと腰掛けた時、友達からLINEが届きました。
「あと20分くらいで目黒に着くよ。ドライブしながら病院に行こうぜー!」(目黒は私の滞在先です)
電車で行くつもりだったから、これには驚きました。
昔からサプライズが大好きな親友です。彼女は同じ手術をしたことがあり、私より手術の内容、痛みがわかっているので気を遣ってくれたのでしょう、本当に有り難かったです。

入院手続き
友達の運転で皇居周辺の5分咲きの桜を観ながら神田を抜けてお茶の水の病院へ。
受付を済ませて、部屋に通してもらいました。
その際に友達が看護師さんに色々質問をして、入院中はこうするといいよ色々とおしえてくれました。
親友とはここでお別れです。彼女は本当に頼もしい存在、いつもありがとう。
荷物を整えた後に手術を担当する看護師さんと入院手続き。
各同意書の確認と手術計画書へサインをしていよいよ手術なんだなぁと実感しました。


傷跡について
サインの後に傷跡について説明を受けました。
体質的に開腹した時の傷が盛り上がってしまいケロイドのようになってしまう(肥厚性瘢痕)の方が一定数いるそうで、この病院では手術後の傷をきれいにしたいという希望のある場合は下記の予防法を行えるそうです。
(1)内服薬による治療法
肥厚性瘢痕はアレルギー反応が原因のようで、アレルギーを抑える薬を6ヶ月服用する。
この薬は保険適応だそうです。
(2)特殊な接着剤、絆創膏による治療法
手術時に傷を縫った後、特殊な接着剤と絆創膏を使用する。
瘢痕形成は傷口を開こうとする力がかかると起こりやすくなると言われているため、この力を抑制することで瘢痕形成を抑制する方法だそうです。
この方法は傷口初期に良い結果を及ぼすそうです。こちらは保険適用外だそうです。
私は(1)と(2)の2つをお願いしました。
術前のチェック
看護師さんが検温、血圧測定をしました。そして剃毛、おへその処理確認をしました。
これらは入院前に自分で剃毛(範囲をおしえてくれます)とおへその奥の掃除(オリーブオイル等を綿棒に浸して汚れを取る)ように指示を受けていたので、その確認です。
そして、ちょっとしたパプニングが発生。レンタルパジャマをお願いしたところ、上下セットではなくロングシャツタイプでした。
術前オリエンテーションで確認した時にレンタルパジャマは上下セットと回答を頂いたので、どうしようかと迷いました。
でも7日間をできるだけ快適に過ごしたほうが良いと思い、受付でその旨を伝えて返却しました。
明日の手術に立ち会ってくれる叔父と叔母にパジャマ上下セットを購入してきてもらうことにしました。(私はパンツを履かないと落ち着かないタイプなので)

病院によって、レンタルパジャマのタイプが違うそうなので確認しておくとよさそうです。
この日は持参にしたカーディガンとレギンスで過ごしました、持参して良かった〜。
入浴(シャワールーム)
シャワーは1時間枠の予約制で朝、自分の予約したい枠に記入します。
当日も利用して良かったので夕食前にシャーを浴びてスッキリさせました。
2x2mほど浴室に椅子、手すりがついたシャワールーム。広くて気持ちよかったです。
1時間の枠もあると焦らずゆっくりできていいですね。
ドライヤー完備、ボディソープ、シャンプー、コンディショナーは無いので持参です。
食事
楽しみにしていた夕食。18時に配膳、19時に下膳です。
今夜のメニューはハンバーグでした、素敵な食器です。美味しく栄養バランスが考えられていて嬉しいですね。
この夕食から絶飲食で次の常食は3日後です。暫く美味しい食事ができないので、夕食前に好きなスウィーツを持参して召し上がる患者さんもいるそうですよ。

浣腸
夕食後、9時にグリセリン浣腸を行うため処置室へむかました。
誰も苦手だろうけど、私もとっても苦手です。最低3分は我慢してくださいとのこと。
3分が長く感じる、、、どうかな3分経ったかな、、何とかクリアできました。
これは入院期中の苦痛ベスト3でした。
消灯時間21時になりました。看護師さんに血圧体温を測ってもらい就寝です。ぐっすり眠れますように。